秋の不調と対策


今回は東洋医学的にみた秋に起きやすい不調とその対策について

投稿したいと思います!


下の図を見てもらうとわかるように

東洋医学では五臓(肝・心・脾・肺・腎)で分類分けして体の不調を見ていきます

皆さんがイメージしている内臓やそれらの機能についても意味しています🙌

これでいうと秋は肺の不調を感じやすいということになります!


・肺は乾燥に弱い

呼吸器系の症状(咳や鼻水、アレルギー)が起きやすくなります。

皮膚や粘膜の症状→痒み、赤み、感染症にも注意が必要

※乾燥や皮膚の症状が強い時に辛いものを食べすぎると

熱がこもって乾燥が強くなる傾向があるので注意です!特にアトピー持ちの方など


・気持ちが沈んでセンチメンタルになりやすい

気温の低下や日照時間の減少によって、メンタル的な不調も起きやすくなります。

秋に新しいことを始めると肺をいためやすいので避けましょう


・夏場の不調が秋に来る

夏場に冷たい飲食を摂り過ぎたり、冷房で体を冷やし過ぎたりしてしまうことで

秋のはじめ頃にだるさや胃腸の不調を訴える人も多いので気をつけましょう!



秋の不調の対策

①薄着をしない

②白い食べ物を食べて体に潤いを

→レンコン、とろろ、白ごま、梨、大根など

③早寝早起きを心がける

→長く眠りすぎるのも巡りが悪くなる原因にもなるので注意

④新しいこと始めたり、憂鬱になるようなことは避ける


古典に書かれている養生法

「この季節には、鶏の寝起きのように、早く寝て早く起きることであり、心を安らかにして、くやまず精神を落ち着かせて、秋の気が身体を損なうことのないようにし、やたらと動きまわって、肺を冷やさないようにします。」



普段の治療の中ではあまり東洋医学については触れませんが、

知っておくと体の不調を未然に防げるのでぜひ参考までに🙌