東洋医学からみる肩こりと対策

1 風寒タイプ

冷たい空気やクーラーにさらされて肩こりがひどくなる

夏に調子が悪くなる人

冷えにより血行不良で触ると冷たく感じ、温めると一時的に楽になるタイプ

悪寒発熱、鼻水、咳などの風邪症状をともなう場合がある

食べると良いもの:ネギ、生姜、シナモン、紫蘇、ニンニク


2 血瘀タイプ

長時間の姿勢不良や外傷によって起こる

唇の色が悪い、しみくすみが目立つ、冷えやのぼせやすい人が多い

痛い場所は一定で朝起きた時や座っている時に悪化

刺すような痛みで治りづらい

食べると良いもの:シナモン、黒糖、生姜、ネギ、玉ねぎ


3 痰湿タイプ

重だるく痛む、浮腫みやすい人

体に余分な水分が溜まりすぎて血行が悪くなる

冷たいもの、生もの、アルコールのとりすぎで胃腸を弱らせると悪化しやすいのが特徴

食べると良いもの:豆類、とうもろこし、もやし


4 肝鬱タイプ

ストレスなど精神的影響による肩こり

イライラ、お腹の張り、喉の詰まり感、憂鬱感を感じやすい

食べた方が良いもの:ミント、ジャスミン、イカ


5 気血両虚タイプ

体のエネルギーが足りてない人、朝から疲れている

倦怠感、食欲不振、不眠、顔色が白い、めまいなどが起こりやすい

食べた方が良いもの:豆腐、人参、ほうれん草、卵